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2010年1月22日 更新
ぶらり笠形さんぽみち
雄大な自然といにしえの歴史探さくしませんか?
ぶらり笠形さんぽみちマップ

雄大な自然といにしえの歴史探さく

古くから播磨富士の名で知られている笠形山は、海抜939メートルの雄大で秀麗な姿を横たえた山頂のながめはすばらしく、北は但馬・丹波の連山を、南は瀬戸内海を一望に遠くは四国、和歌山の一端をみることができる。山麓には、笠形神社並びに笠形寺があり、1400年前、法道仙人が創建したと伝えられている。現在も建物の一部が残存し、本尊聖観音像、五百羅漢など貴重な文化財が内蔵されている。また、境内には数百年を経た杉や檜が生い茂り、かって国宝姫路城の心柱は、この笠形神社境内から供出されたものである。また珍しい植物や昆虫類も豊富でコヤスノキの北限地、世界的珍種セッピコテンナンショウが分布する。夏にはヒメキマダラヒカゲが飛びかい相当高地に来た錯覚を起こさせる。行修験者の苦行の跡と見られる洞窟、奇岩があり四季の変化に富んで自然を心ゆくまで楽しめます。

交通のご案内

自動車をご利用の場合
播但有料道路「市川南ランプ」から約20分

笠形山ハイキングコース 各コースの所要時間

塩谷十三仏種子板碑群(県指定重要文化財)

昭和37年所在地付近で埋没していたのを遇々発見、発掘したものです。これらの板碑はいずれも総高1m前後の自然石を切ったもので、全体に形状は不揃いであるが先端を三角形に切り、額部を造り出し細く叩いた身部と切りっぱなし根部より成り、一応板碑としての形式を整えています。石材は帯青色の凝灰岩質で現地付近の産石です。

塩谷十三仏種子板碑群

笠形寺

白雉年間(650~654年)、法道仙人により開基された笠形寺は、町内にある寺院の中で、最も歴史のあるお寺です。それだけに、伝えられる文化財もたくさんあり、町文化財である木造不動明王像などは十世紀頃の作品とされています。また、境内には県指定天然記念物のコウヤマキなどの巨木があります。
※写真;笠形寺蔵王堂(町指定重要文化財)

笠形寺

笠形寺コウヤマキ(県指定天然記念物)

日本特産のスギ科の常緑喬木(本州福島県以南)で四国・九州(宮崎県)の山地に自生しています。明治21年6月23日、笠形寺より出火し、主幹・枝等が焼けたが、その時再び繁茂し現在に至っている。樹齢約450年~500年です。

笠形寺コウヤマキ

笠形神社

荘厳であり、穏やか。引きしまるような空気と、森の緑の中に佇む神社。今から1300年ほど前に建てられました。町の文化財に指定された本殿や中宮の欄間などには、見事な彫刻が施されていますがその本流は、日光東照宮にあるようです。

笠形神社

姫路城心柱跡

この記念碑は、まさしく「銘木」と言われる証しです。昭和34年国宝姫路城の大修理の時、天守閣の心柱とするために、笠形神社、御神木であった桧がこの地より運ばれました。

姫路城心柱跡

仙人滝

享保十二年に姫路城主 榊原式部大輔が雨乞祈願のために領内千人の百姓を参拝させたことから千人滝、また、古来より仙人(天狗)が住むと伝えられていることから仙人滝と呼ばれるようになり、滝の長さは35mで滝見台からの眺めは壮快である。

仙人滝

ほうらい岩

垂直に切り立つ笠形山の奇岩のひとつ。そこから見渡す景色もさることながら岩の頂上から下を見下ろせば、足元すくむ高さにびっくり!!

ほうらい岩

笠形山大スギ

高さ50m、目通し9.45mの大スギで、笠形神社の神木となっており周辺の大木とともに昔ながらの面影をつたえています。また、この附近から国宝姫路城の心柱が搬出されました。

笠形山大スギ

笠の丸

山頂までもう一息。休憩小屋で景色を眺めながらちょっと休憩してから、山頂を目指そう。

笠の丸

山頂

山頂(標高939m)からの眺めはすばらしく、北に但馬・丹波の連山を、南に瀬戸内海を一望でき、よく晴れた日には遠く四国や紀伊半島の一角まで見渡せます。

山頂
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