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市川の空気と水に惚れ込み
農業に勤しむ日々

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松崎 寛之(まつざき ひろゆき)さん

1977年生まれ、兵庫県神戸市。2児の父。新卒でコンサルティング会社に2年ほど勤務した後、友人の親戚の誘いで農業の道へ転身。「合鴨(あいがも)農法」の先駆けとなった福岡の「古野農場」で農業について学び、2010年春に市川町の瀬加地区へ移住。同年に「松崎農場」を設立し、農産物の生産に取り組んでいる。

移住のきっかけ

Q1 移住のきっかけ

松崎さん:福岡で農業について学んだ後、“やっぱり地元・兵庫県で農業をやりたい”という気持ちがありました。その時福岡でお世話になった古野さんに紹介してもらったのが、市川で有機農業と平飼い養鶏を行っている牛尾農場さん。優秀な農家さんとつながる機会をいただいたのと、“山間部に位置し水に恵まれた市川なら、いろんな野菜づくりにチャレンジできそう”とワクワクする気持ちに背中を押され、市川に移住を決意しました。

移住後の生活について

Q2 移住後の生活について

松崎さん:現在は稲・小麦・大豆・芋・養鶏など、さまざまな農産物の生産に取り組んでいます。市川町は本当に空気と水がきれいなので、農業をするにはぴったりの土地です。野菜にも雑味がなくて、何を作ってもおいしく育ちます。

プライベートでは、地域の消防団に所属したのをきっかけに、地元の催しや祭りにもよく誘っていただきます。地域が一団となって行われる秋祭りには毎年子どもと一緒に参加していますが、播州ならではの祭りに対する熱意に毎度圧倒されますね。

子どもたちは自然がいっぱいの市川町が大好きなようで、伸び伸び育ってくれています。親としてもここに移住してよかったなと思います。

市川町の魅力

Q3 市川町の魅力

松崎さん:市川町の穏やかな自然環境や気候と同様に、市川町の人は温かい方ばかりなんです。“困ったときはお互いさま”という思いやりの精神があって……私がこの地で農業を始めたてのころは、地域の方が必要な機械を貸してくださいました。また、玄関にいつの間にか野菜が置かれていることも日常茶飯事です(笑)。

“どうして外から来た人にもこんなに親切なんだろう”と疑問に思って、地元の人に移住者に対する思いを尋ねたことがあるのですが、「人が多いと何かと助かるよ。町に活気が出るしね」と言ってもらえてうれしかったですね。

今後は人を雇って野菜の生産量を増やし、漬物や味噌、納豆など、加工品の生産にも力を入れたいです。市川町に雇用を生むことで、地域に貢献できればと考えています。

移住を考えている人へメッセージ
移住を考えている人へのメッセージ

まずは一度市川町へ遊びに来てみてください!牧場のおいしいアイスクリームを食べて、天然温泉に入って、おいしい空気を吸えば、きっとすぐに市川町を好きになりますよ!